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気になるレポートシリーズ 廃プラ編

乙です。

 

ブログ始める前はnoteに居たんですが、その時に「気になるレポートシリーズ」ってことで、この前に紹介した経済系サイトの記事を使って株に関係する記事を書いていました。

www.musclesouzai.com

筋トレ記事は書くのも楽しいけど、株もしないと脳筋になる!(焦)そしてノートは割と評判良かった!

ってことで、レポートシリーズを復活しようと思います。

 

さて、早速ですが、今日はサニックスがブレイクしていましたね。

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廃プラ関連ってことでずっと前からオススメしてもらっていたのですが、ニュースとか出てテーマ真っ盛りなのに全く上がらず、買ったり売ったりしてたらいつの間にかめちゃくちゃ上がってました・・・

こういう国策系は上がる時をピンポイントで狙わないことが大事ですね。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、今日は廃プラについて書こうと思います。

関連銘柄も多く、結構まだチャンスがあるかと思いますし、ESG投資的にもアリでしょう。

www.musclesouzai.com

 

では。書きます。

参考文献はこちら。

日本のプラスチックリサイクルの現状と課題(PET対PE・PP・PS・EPS):ARCリポート (旭リサーチセンター)

プラスチックリサイクルの基礎知識 2019 (プラスチック資源利用協会)

海洋プラスチックごみとマイクロプラスチック(上):ARCリポート (旭リサーチセンター)

 

目次

  

1 日本のプラスチック廃棄の現状について

日本の 2016 年のプラスチック廃棄物(廃プラ)は約 900 万トン( 東京ドーム約 7 杯分)であり、内訳は産業系約 500 万トンと一般系(自治体系)約 400 万 トンだそうです。

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処理方法としては、以下の3つの方法が主で、この 3 つを合わせると84%と高いリサイクル率であり、残りは埋め立てるか、単純に燃やされています。

  • マテリアルリサイクル 23%(繊維の原料にするなど)
  • ケミカルリサイクル 4%(高炉・コークス炉原料、ガス化など)
  • サーマルリサイクル57%(廃棄物発電、熱利用など発電向け)

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が、少し数字のマジックが含まれています。

「マテリアルリサイクル 」23%のうちの 16%は海外輸出によるリサイクルであり、国内で実施されたリサイクル比率は7%と非常に少ないです。

中国やアジアに負担を押し付けていたんですね。もちろんゴミの追跡なぞできていないので、ちゃんとリサイクルできているかは不明です。

ただ、中国の廃プラ輸入禁止やバーゼル条約(有害物質の国境を越えての移動と処分を規制する法律)の改定による汚染廃プラの輸出規制により、これまで輸出してきた廃プラを国内で処理する必要に迫られています。

2021年にはバーゼル条約が改正されるため、今後も話題とはなるでしょう。

 

2 プラスチックリサイクルの課題について

前述した廃プラの輸出規制により、2013年のマテリアルリサイクル203万トンのうちの168万トンは海外への輸出でしたが、2018年の廃プラ輸出量は約100万トンに減少しており、輸出できない廃プラが国内に滞積し、廃プラの焼却処理価格が上昇しています。

 

実需として儲かる要素が出てきているので、おそらくこの点が廃プラ関連が盛り上がっている一番の理由でしょう。

 

プラスチックは埋め立てられてきた経緯から不燃物と考えられがちですが、純石油製品であり石油や石炭と同等の発熱量を有しています。

なので、単純に焼却処分するだけでなく、発電にも使用されているわけですね。

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サニックスのホームページより拝借

ただ、CO2の排出など、焼却については世界的に風当たりが厳しいです。

じゃあ、違う方法を・・・ということでマテリアルリサイクルやケミカルリサイクルがありますがそれにも課題はあります。

過去に廃プラは不燃物として埋立処理されてきましたが、 2000年頃より「新型高性能焼却炉」の導入により、ダイオキシンの発生なく焼却できるようになりました。

このため、廃プラも可燃ごみと一緒に焼却されることが多くなり、プラスチックの分別収集は後退してしまいました。

マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルを増強するには良質な廃プラの確保が重要で、今まで以上に廃プラを可燃ごみ(紙や生ごみ)と分けて収集する必要があります。

そして、当然難しいことをしようと思えば技術や設備、コストが必要です。課題は多そうです。

 

あと、廃プラの処理処分量の16%を占める単純焼却と埋立は、今後ゼロにする努力が求められていますが、現実問題なかなか難しいでしょう。

 

 

3 海洋プラスチックゴミと生分解性プラスチック

ニュースなどでよく見るのはこのテーマですね。

世界で毎年800万トンを超えるプラスチックごみが海洋へ流出し、その半分以上がアジアだそうです。日本の1年の総排出量に近いです。ゾッとしますね。

発生源は陸上由来のものが、海上に直接投棄されるものより多く、海洋ごみの半分以上がプラスチックだそうです。

想像されるのは普通のペットボトルとかですが、厄介なのはマイクロプラスチックと言われる、細分化されたものです。

魚の消化器官に詰まったり、生態系に大ダメージを与えるのですが、かなり細かいため、網などで物理的に回収できないのです。

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「じゃあ生分解性プラスチックがあれば海で分解されていいじゃない」

ということで、関連株も上がったりはしましたが、事はそう簡単ではないようです。

まず、作るのにコストが高いです。通常の数倍はします。

あと普通のプラスチックと一緒に燃やされてしまったり、分別が難しいことと、「分解されるなら捨てていいや」って事で捨てる人間が増え、海洋ゴミが減るわけではない、というような、課題があるようです。

なので

「それならゴミを減らす努力をした方がいい」

という根本的な問題に行くつくようです。

 

4 関連株は?

株探には色々と書かれていましたね。

kabutan.jp

でも素直に考えれば廃棄物処理施設でしょうか。結局ちゃんとゴミが処理されていればいいわけですから。生分解性プラスチックは結局市場が狭そうだし・・・

サニックスはかなり上がってしまっていますが、イボキン・タケエイあたりはいい位置かもしれませんね。(持ってません)

 

あと先ほど書いた「新型高性能焼却炉」は耐用年数が30年あたりらしいのですが、サーマルリサイクルが今後も続くかは疑問が残るので、あと10年後にはまたテーマになるかはわかりません。

 

5 終わりに

みんなプラスチックはちゃんと捨てようね!

プロテイン飲んだらちゃんと分別して捨てるんだよ!!!(結局筋トレ)

 

  

おしまい💪(๑´ڡ`๑💪)